ゴムの木を水挿しで発根させるコツ

ゴムの木は水挿しでも簡単に発根させることができます。品種はとくに問いません。ここでは、ゴムの木を水挿しで発根させるコツを紹介したいとおもいます。

 

ゴムの木を水挿しで上手に発根させるコツ

①気温が高い時期におこなう

まず、ゴムの木を水挿しで発根させるには時期が重要です。気温は高ければ高いほど、発根しやすくなります。

水挿しをする時期としては、ゴムの木が勢いよく成長する4月~9月ぐらいがいいでしょう。

逆に、寒い時期はゴムの木の成長は止まってしまうので、水挿しには適しません。

ただし、部屋が暖かければ、ゴムの木も成長しつづけるので、条件しだいでは、真冬でもうまくいく可能性はあります。

水挿しの成功させるには、気温がもっとも重要であると考えてください。

②勢いのいい芽を選ぶ

ゴムの木は成長期のあいだずっと芽を伸ばしつづけます。水挿し用には、伸びてきた芽の中から、とくに勢いがいい芽を選びましょう。

③よく切れるハサミを使う

水挿し用の芽を選んだら、それをハサミで切りますが、使用するハサミは、茎をつぶさないように、よく切れる剪定バサミをつかうといいでしょう。

切る位置ですが、芽の先端の茎がやわらかいところ(先端から10センチぐらいのところ)をチョキンと切ります。

④すぐに水につける

切った芽はすぐに水を吸収しようとします。切った直後に茎が水をより吸収しやすいように、ほんとうは水の中で切ってあげるのが理想的なのですが、すぐに水に入れてあげるのであれば、あまり気にする必要はないでしょう。

水挿し用の容器を用意して挿しておけば、数週間後には根が出てきます。容器はコップなどで代用してもOK。発根剤・防腐剤・液体肥料などは入れなくても大丈夫です。

ただ、根を出させる部分が水の中にしっかりと入っていないと発根しないので注意してください。

⑤水挿し用の芽を何本か用意しておく

水挿しにする芽は、1本だけだと根が出ないこともありますので、できれば何本か用意しておくほうがいいでしょう。

⑥適切に管理する

水挿しにしたゴムの木は、日陰または半日陰で管理します。直射日光はなるべく避けてください。水替えはあまり神経質になる必要はありませんが、気がついたときには替えてあげましょう。

夏は室内に置いていても、ちょっと油断すると蚊がボウフラを生んでしまうので、蚊が増えないようにするためにも、水替えはなるべくこまめにしてあげるほうがいいです。

根が出てきたら、水替えのときに根を折らないように気をつけてください。

 

水挿しの基本は切って挿すだけ!

ゴムの木を水挿しで上手に発根させるコツは以上です。これまでに何種類かのゴムの木で水挿しを試してみましたが、上の方法ですべて成功しています。

いろいろとこまかく書きましたが、水挿しは基本的には、切って水に挿しておくというカンタンな方法です。失敗してもまたすぐにやり直せますので、ぜひ気軽にタメしてみてください。

 

水挿しと取り木、それぞれのメリット・デメリット

水挿しは芽を切って水に挿しておくだけなのでカンタンですが、取り木のようにうまく根が出てこないこともあります。また、水挿しで出てきた根を土に植えるときには、根が折れないように慎重に植えなければいけません。

水挿しで発根させたゴムの木を大きく成長させるのには時間がかかりますので、水挿しはゴムの木を小さくして楽しみたいときに向いている方法です。

ゴムの木を増やす方法としては「取り木」が一般的ですが、取り木はミズゴケを用意したり、それをタコ糸で縛ってビニールで巻いたりするため、手間もかかります。

その代わり、発根しやすいので、確実にゴムの木を増やしたいのであれば、オススメの方法です。また、太い茎や幹にも発根させることができるので、ゴムの木の樹形を自分の好きなかたちにデザインすることができますし、大きく仕立てることも可能です。

水挿しと取り木、それぞれメリットとデメリットがありますが、どちらの方法がいいかを判断したうえで、ゴムの木を増やすようにすればいいとおもいます。