国民年金基金は節税効果が大きいというので加入した話

国民年金基金は節税効果が大きいといわれているので、加入を考えているフリーランスの人も多いかとおもいます。

ちょっとまえになりますが、ぼくも国民年金基金に加入しました。

加入を迷っている人の参考になるかもしれないので、ここでは、ぼくが国民年金基金について知っていることや、加入するときに困ったことなどについて、書いておきたいとおもいます。

 

そもそも、国民年金基金って何?

国民年金基金は、毎月の掛け金を払うことで、老後に受給する年金に一定金額を上乗せしてくれるシステムのことです。

国民年金とダイレクトに関係がありますし、名前も似ているのでまちがいやすいですが、制度自体と運営機関は別ですので、まちがえないように注意してください。

ただし、どちらも国が運営する制度ですので、制度の内容が変わる可能性はあるにしても、制度がなくなる心配はまずないです。なので、民間の保険よりかは安全性が高いといえます。

 

国民年金基金は節税効果が大きい

フリーランスになると、みんな自分が稼いだお金をすこしでも多く手元に残そうと、節税を考えはじめます。ぼくが読んだ税金関係の本には、国民年金基金は数ある節税対策のなかでも王道である、と紹介されていました。

あとで聞いた話ですが、芸能人や野球選手などはもちろん、稼いでいる起業家さんなんかも、節税のために、みんな加入しているそうです。

国民年金基金の節税効果が大きいというのは、掛け金のすべてが控除の対象となるためです。

控除というのは聞きなれない人もいるかもしれませんが、課税対象の元となる金額を小さくしてくれるものと考えれば大丈夫です。

ようは、控除額が大きければ大きいほど、支払う税金は少なくなるということ。国民年金基金の掛け金をマックスにすると、最大で年間84万円ぐらいになります。その全額が控除として認められるため、国民年金基金は節税効果が高いというわけです。

 

ぼくが国民年金基金に加入したときの話

国民年金基金には申し込み窓口がない?

ぼくが国民年金基金に加入しようとしたときに、ちょっと困惑したことがありました。

申し込み窓口がどこにもみつからないのです。ネットで検索して、申し込みの受付をしているという、A銀行にまずは行ってみたのですが…

『お客様、申し訳ございません、当行ではそのようなお申し込みは受付しておりません』と。

ここの支店はたまたま受付していないんだな、じゃぁ、A銀行の別の支店に行けば申し込みできるだろうとおもって、行ってみたら、また前とおなじ回答…。

こんどはA銀行ではなく、B銀行に行けば申込みができるとおもい、行ってみたら、やっぱりダメ…。

夏の日差しが真上から照りつけていました。いくつも銀行をまわって、ずいぶん待ち時間もありましたので、半日ぐらいはそれでつぶれてしまいました。

まるで、キツネにつままれたようでした。
(表現がふるいな…キツネいないし…)。

 

国民年金基金のお知らせが送られてきた

そんなことをしていたら、翌日に国民年金基金への加入をうながす案内が送られてきました。中身をよくみてなかったけど、そういえば、毎年こんなのが送られてきたなぁ…。

この案内は、フリーランスになって最初の税金を納めてからしばらくすると、自動的に送られてくるようです。

パンフレットをみると、上で説明したように、国民年金基金は、税務上たいへんお得であることが書かれています。加入する意思があるかないかの確認もあります。

国民年金基金について担当者から直接説明を受けたい場合はハガキを送るように、と書かれていたので、すぐに希望の日付を書いて送りました。

そしたら担当の方が車で自宅まで来てくれましたので、ぼくが銀行に何回も足を運んだことを伝えると、申し訳なさそうに謝っておられました。

国民年金基金の申し込み受付は各銀行ともに、あまり力を入れていないようです。たぶん、国民年金基金の説明が、かなり面倒くさいこともあるとおもいます。

 

国民年金基金はシステムが複雑

ベテランにみえる担当の方が、いっしょうけんめいに国民年金基金のしくみをぼくに説明してくれました。でも、それがぜんぜん頭にはいってこないのです。

『なにか、ご質問ありますか?』

(う~ん、ぜんぜんわからないな…どうしよう…)

『いやとくに…。大丈夫です…』とかいったりして。

ぼくが理解できたのは、国民年金基金の節税効果が大きいことと、加入して損がないことだけ。

それなら、あとまわしにすると面倒だから加入しちゃおう、と決断して、掛け金をマックスにしてもらい、その場で書類を書いてハンコを押しました。だいたいぼくの決断は、いつもこんな感じです。

国民年金基金のしくみは、すぐに理解できないぐらい複雑でした。すくなくとも、ぼくには、そう感じられました。正直にいうと、今もまだちゃんと理解していません。やっぱり面倒です…。

国民年金基金のしくみが複雑な理由を担当の方に聞いてみたのですが、加入者を増やすために制度をちょこちょこイジっているうちに、複雑なしくみになってしまった、というようなことをおっしゃっておられました。

 

国民年金基金は国民年金の付加年金制度とは併用できない

国民年金基金に加入するときに、ひとつ注意点があります。それは、国民年金の「付加年金制度」とは併用できないということです。

国民年金の定額保険料に付加保険料を上乗せして納めている人もいるかとおもいますが、国民年金基金に加入する場合は、付加保険料を納めることはできません。

どちらのメリットが多いか迷うかもしれませんが、フリーランスの人にとっては、国民年金基金に加入するほうが、ぜったいお得なはずです。

国民年金基金と国民年金は名前が似ているので、なんだか、ややこしいですね…。

 

まとめ

国民年金基金は節税効果が大きので、フリーランスになったら加入を検討してみるといいです。

ぼくは、ほとんどしくみを理解しないまま加入しましたが、加入して損することはないようです。不安な人は、担当者からよく話を聞いて、内容をしっかり吟味してから決断すればいいとおもいます。

国民年金基金は老後に恩恵を受けられるシステムなので、若い人はあまりピンとこないかもしれませんが、掛け金は若いときに加入しておくほうが安くなって、お得なのだそうですよ。ご参考までに。