「好きなことを仕事にする方法」を考えつづけてわかったこと

What's your dream?

じぶんの好きなことを仕事にする方法をさがしているひとは多いんじゃないかな?そのことでしんけんに悩んでいるひとも。

でも、いまのはひとむかしまえにくらべると、じぶんの好きなことを仕事にしやすい時代になったなぁって、つくづくおもいます。

ぼくは10代のおわりごろから10年以上、好きなことを仕事にしたいって、ずっと悩んできたわけだけど、あるとき、その方法論みたいなものが、じぶんのなかにスーッと降りてきて、視界がパッと明るくなってラクになったたんだ。それまでは、ほんとうに長かった…。

ここでは、ぼくが考えつづけてやっとたどりついた「好きなことを仕事にする方法」を紹介するので、興味があるひとは、ぜひ参考にしてみてください。

 

好きなことを仕事にするベストな方法は?

好きなことを仕事にするなら、生きていくための仕事と好きな仕事はわけて考えるほうがいい。

生きていくための仕事と好きな仕事がいっしょだと、いろいろこまったことが起きる。

まず、じぶんの好きなことだけを仕事にしてしまうと、生活していくというプレッシャーがかかってくるから、純粋に好きなことを楽しめなくなる。

それに、好きな仕事とはいっても、生きていくために必要最低限のお金が手元になければ、お金のために好きじゃないこともしなければいけなくなる。

そもそも、好きなことをお金に換えるっていう行為じたいが、じぶんを切り売りしているような感覚になって、むなしくなってしまうだろう。

華やかにみえる芸能の世界だってそうだ。芸能人は好きなことを仕事にしているから幸せそうにみえるかもしれないけど、好きなことと生活がもろにつながってるからメチャクチャたいへんだとおもう。

世の中には、じぶんが好きなことを仕事にするほうがいいと考えるひともいれば、好きなことは仕事にしないほうがいいと考えるひともいる。

ぼくの考え方は、ちょうど両方の中間ぐらいで、好きな仕事は適度な距離感でたのしむのが理想だとおもっている。

どんなに好きなことをしていても、ぜったいに飽きるときもあるわけだから、飽きたらすぐに放り投げてやめちゃえるぐらいでちょうどいいんじゃないかな。でも、好きな仕事に生活がのっかってくると、それができない。

だから、「好き」をシゴトにしたいとおもったら、まずは、じぶんが生活にこまらないだけのお金を安定して稼げるようになることを考えるのが、いちばんの近道だと、ぼくはおもう。

なかには若いときじゃなきゃできないような仕事もあるだろうけど、好きなことを仕事にするのは、ほとんどの場合、じぶんのちからでお金を稼げるようになって生活が安定してからでも遅くないんじゃないかな。

 

好きなことを仕事にしている人

好きなことを仕事にしている人といえば、ぼくは本田直之さんを思い浮かべる。本田さん自身は、好きなことは仕事にしないほうがいいっていう考えの持ち主だけど、ワイン関係の仕事とか、結果として、好きなことが仕事になっちゃってる。

じぶんのやりたい仕事を自然体でやっている人なら、『ナリワイ起業家』としていまメディアの注目を浴びている伊藤洋志さんなんかはそうかもしれない。

伊藤さんは、仕事自体を楽しんじゃおうという発想をもっているひとなんじゃないかなとおもう。伊藤さんの働き方をみていると、じぶんが好きな仕事をすることは、とくべつむずかしいことじゃないんだなって、おもえてくるから不思議。

好きなことを仕事にするには、緻密な戦略やリスクヘッジの考え方も必要だけど、ぎゃくにそれさえちゃんとできれば、だれだって好きなことを仕事にできるとおもう。

いまは、趣味やライフスタイルがそのまま仕事になってしまう時代だ。だから、意外なことが仕事になる可能性もある。

「なんかオモシロイことしてるなー」っていう人がいたら、すぐに広まっていくので、好きなことを仕事にしたいなら、戦略的にそーいうしくみを活用すればいいだけの話になってきている。

ぼくが学校を卒業するころは、そんなしくみは、まだまだぜんぜんなかったから、ふつうの仕事に就くか、好きなことを仕事にするために苦労を覚悟でがんばるかのどちらかしか選べなった。

だから、現実をとるか夢をとるかは、生きるか死ぬかみたいな、それこそスゴイ選択をせまられた(青春ドラマはそういうところが見どころでもあるんだけど)。

でも、いまはテクノロジーがものすごく発達してきたから、もっとカジュアルに、ちからをぬいて、いろんなことにチャレンジしやすくなったとおもう。

 

職業の垣根がなくなる時代がやってくる?

ぼくは、近い将来、職業の垣根がほとんどなくなる時代がやってくるとおもっている。

現にぼくなんかも、Web広告を書いたり、ブログをやってみたり、仕事以外にもいろんなことやってるけど、じぶんの職業がなにかと聞かれたら、答えにこまってしまう。きっとどれも正解で誤解だから。

それは、世の中の構造がいろいろ変わってきて、仕事とか趣味とか、あまりはっきり分ける必要がなくなってきたとういことじゃないかなと、ぼく自身は理解している。

 

好きなことを仕事にするなら戦略は必要

好きなことを仕事にするんだったら、戦略はあったほうがいい。

じぶんの好きなことでどうやったらお金が稼げるかとか、どうやってじぶんを世の中に紹介していくかという文脈なんかも。

じぶんをブランディングしていくという考え方もおなじように大事じゃないかな。そういったことができてはじめて、好きなことを仕事にできるんだとおもう。

むかし、『芸術起業論』という本をマジメに読んだことがあったけど、たしか、ウォーホールには戦略があるけど、マチスにはない、みたいなことが書かれていたような気がする。芸術の世界で生き残っていくには”したたかさ”が必要だというような主張だった。

ウォーホールに絵を売ったことで有名になったバスキアにしても、かれなりの成功への文脈はあったはずだ。

ウォーホールがバスキアの絵をほんとうに気にいったかはわからないけど、バスキアのことを、じぶんとおなじ戦略家として認めたくなるような気持ちはきっとあったとおもう。

たしか、ファッションデザイナーの山本寛斎さんも、朝の散歩の途中で、いきなり働かせてほしいっていってきた若者の情熱に負けて、かれを社員にしたっていう話を本に書いていた。

そういう行動って、とっぴょうしもない行動にみえるけど、願望をかなえるためならなんでもするっていう情熱はものスゴイものがある。

人を当てにするのがいいっていうことじゃなくて、好きなことを仕事にするための戦略として、活用できるものは活用しようというアグレッシブさは、ふつうのひとが学ぶべきところがあるんじゃないかなと。

それはさておき、見たかんじ戦略なんてもっていなさそうなひとにも戦略はあるものだ。

岡本太郎という有名な芸術家は、芸術で食えなくたっていいじゃないか、とか言ってたひとだけど、かれのマネジメントはぜんぶ、実質的には、かれの養女(実質的な奥さん)である敏子さんがぜんぶやってたとおもうから、太郎さんが大成できたのは、じつは敏子さんの力が大きかったんじゃないかなっておもうんだ。

どっちにしても、好きなことを仕事にするうえで、戦略は重要だ。

 

好きなことは小さくはじめる

好きなことは、すこしずつ小さくはじめれば、失敗しにくく、つづけやすい。

ちなみに、すくない元手で小さな商売をすることを、小商い(コアキナイ)といったりするけど、好きなことを仕事にするなら、じぶんがいいとおもうものを、いいとおもってくれる人にだけ届けるという感じでやっても、十分に商売になるとおもう。

ようはファンをつくるってことが大事なわけで、ファンをつくるしくみさえつくっちゃえば、立派な商売として成り立つ。ぎゃくにそれができないと、プロでもアマチュアでも、食べていくことができず、商売としてはきびしい。

 

好きなことはとりあえずやってみる

好きなことを仕事にしたければ、まずは売上とかまったくムシして、あまり力まずに純粋な気持ちで「とりあえずやってみる」という姿勢も大切だとおもう。

歌をやりたければ、どんどん歌ってYouTubeにアップすればいいし、絵や写真だったら、作品を紹介して売ってくれるサイトもある。

詩を書くことを仕事にしたいんだったら、Twitterとかでどんどん詩を発表して(ツブヤいて)世の中にだしてみればいいとおもう。それが将来の仕事につながる可能性だって十分にあるわけだから。

いまから20年前ぐらいまえ、ネットがまだほとんど普及していなかったころ、糸井重里さんがある対談番組のなかで、ネットに出会って、お金にならないことでも書いていいんだとおもった、というような感想を述べていた。

好きなことというのは、それを表現しなければ生きていけないぐらいの内なる欲求、切なる願いだから、仕事になるかならないかよりも、まずはどんなかたちでもいいから表現して、世の中にぶつけてみることが大事なんだとおもう。

やってみた結果、おもったよりつまらなかったとか、向いてないなかったなんていうこともあるかもしれないわけだし。

興味があることにたくさん挑戦してみれば、ぜんぶとはいわないまでも、そのなかから1つ2つぐらいは、仕事になっていくんじゃないかな。

ぼくが考える「好きなことを仕事にする方法」は、だいたいこんなところです。