スプリングクリーニングをしよう。

インド綿のラグ

桜の季節がおわったかと思えば、あっというまにGW。「連休、なにしよう?」という会話があちこちから聞こえてきそうだ。

ことしのGWは、だれもかれも、どこもかしこも、行楽にいきたくてもいけないような状況だから、すごしかたを考えてしまうのもしかたがないといえばしかたがない。ちなみにぼくは、もしあした晴れたら、家中の窓を開けはなって、「スプリングクリーニング」をしようと思っている。

スプリングクリーニングは「春の大そうじ」のことだけれど、日本でいえば年末の大そうじがそれにあたる。欧米諸国では、冬がおわって寒さを感じなくなったころに家中のそうじをする習慣がある。このごろは日本でもスプリングクリーニングをするひとがふえているのだとか。

年末は、仕事やら帰省やら正月の準備やらでいそがしいひとが多いと思う。ぼくは年の瀬の大そうじは情緒ある日本の伝統行事のひとつだと思っているけれど、ちかごろは大そうじをしないまま気がついたら年を越していたというパターンも多くなったような気がする。年末の大そうじをしなくなってきたのは、大人になってから新しいべつの方法をまなんだからでもある。

GWなら陽気もいいので、そうじも気持ちよくできる。陽気がいいというのはやる気というものに大きく関係するらしい。よごれを落とすにも、陽気がいいほうが落ちやすいそうだから、合理的に考えれば、大そうじはGWあたりにするのがいちばんいいのかもしれない。

GWは衣替えにもちょうどいいタイミングだ。冬物の服をクローゼットにしまって夏物の服をひっぱりだそう。

リネンのカーテンを洗濯機にほうりこんだら、冬のあいだ床にしきっぱなしにしていたラグをバスタブのなかで足踏みして洗い、お日さまのひかりをたっぷり浴びせよう。

ついでに心のなかに散らかった”ちりあくた”をさっぱりと掃きだして、あたらしいジブンになろう。スプリングクリーニングで家の中と心の中がきれいになったら、あたらしい季節へと歩きだすジブンを祝福しよう。