体に悪い油って?

オイル

ふだん何気なく食事につかっている油ですが、体にいい油もあれば、健康のためによくない油、体に悪い油とされているものあります。

まず、健康のためによくないされるているのは、ふるくなって酸化した油。油もほかの食材とおなじように酸化します。あたりまえといえば、あたりまえですが。

ドレッシングのなかにはいっている油も酸化します。ドレッシングは作りおきせず、つかうときにつくるようにすると酸化しにくいです。

市販のドレッシングをつかう場合は、買いおきはせずに、開栓したらなるべく早めにつかいきるようにすればいいとおもいます。

ただし、市販の植物油は大量生産されている時点で、すでに酸化がすすんでいるともいわれており、酸化していない油を手にいれること自体がむずかしくなっているようです。

そして、体に悪い油の代表は、トランス脂肪酸がふくまれている油ではないでしょうか。

ここでトランス脂肪酸のくわしい説明はしませんが、人の手によって不自然に加工された油のことだとおもってください。自然界には、この油自体がほとんど存在しないといわれています。

トランス脂肪酸はおもに、油の劣化を防ぎ、長持ちさせる目的で、外食産業を中心に使われています。家庭以外でつかわれている食用油には、ほぼトランス脂肪酸がふくまれていると考えてまちがいないでしょう。

家でつかう油だと、マーガリンにもはいっているといわれていますね。マーガリンに関しては、フレッド・ローというアメリカ人の実験が有名なので、興味がある人は調べてみてください。

もしトランス脂肪酸が気になるようであれば、マーガリンではなくバターをつかうほうがいいでしょうね。

トランス脂肪酸は、食パン、ケーキ、お菓子などをつくるときにつかわれる「ショートニング」のなかにもふくまれています。もちろん、すべてのパンやケーキというわけではありませんが。

パンにマーガリンを塗って食べている人も多いと多いとおもいますが、その場合は、パンとマーガリンの両方から、トランス脂肪酸を摂取している可能性があります。

ぼくは、ショートニングは製品の製造コストを下げるためにつかわれる質の悪い油だとおもっているので、ショートニングとか加工油脂の表示がある食品はなるべく食べないようにしています。

トランス脂肪酸は、自然界には存在しない分子構造をしていて、体の中にはいっても分解されないといわれています。分子構造はプラスチックとおなじとか。

欧米では、トランス脂肪酸の議論がけっこう過熱していて、規制している国もありますが、日本ではまだ自主規制にとどまっています。でも、いずれ、なにかがきっかけとなって、議論されるときがくるかもしれません。

ほかの添加物もそうですが、体に悪いかどうかは、すぐにはわかりません。何十年もたってから、あれはやっぱり体に悪いから禁止しようとなることだってあります。そういう添加物は過去にありましたから。

トランス脂肪酸は、すぐに健康被害につながるようなものではありませんが、健康のことを考えるなら、頭の片隅にいれておいてもいいとおもいます。

でも、おいしそうなものが目の前にあったら、食べたくなるのも人情というもの…。

ぼくだって、体に悪いかもしれないとわかっていても、だれかが目の前でおいしそうなものを食べていれば、『じゃあ、お付き合い』とかいって、ふつうに食べたりしますから。

ちなみに、どんな油が体にいいかは、いまいろいろと調べて勉強しているところです。体にいい油と体に悪い油。しっかり考えながら、どんな油を自分の体にいれるかを考えていきたいですね。