フリーランスの確定申告を簡単にする方法やおすすめアプリなどを紹介

確定申告の時期になると憂鬱になるという話は、フリーランスで働いている友人、知人からよく聞く話です。

 

『確定申告って、どうしてこんなに複雑で面倒なの?』ってみんなおなじようにおもってます。

 

じつを言うと、ぼくも最初の確定申告のときはちょっと・・・イヤかなりストレスでしたね。

 

謎、謎、謎、謎だらけ・・・。う~んとウナリながら頭を抱えていました。

 

本業そっちのけで確定申告のやり方について書かれている本を読みあさったりして。

 

だけど、確定申告の簡単な方法が書かれている本は、どこにもなかったんですよ(泣)

 

結果、それなりに苦労しました(笑)

 

だけど、いろいろやっているうちに確定申告を簡単にする方法がわかってきたので、その方法をここに全部まとめておきます。

 

とくにフリーランス1年目で、これからはじめての確定申告をむかえる人にとっては、かなり役立つ情報になっているはずです。

 

日々の記帳を”簡単シンプル”にしてくれるおすすめのアプリなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

確定申告の簡単な方法1:税理士に任せる

確定申告をいちばん簡単にする方法は、税金のプロである税理士さんに任せてしまうことです。餅は餅屋という考え方ですね。

 

依頼費用は「どれくらい任せるか」によって変わってきます。

 

仕分けは自分でやって、帳簿の作成はお金を払ってやってもらうとか、あるいは領収書だけとっておいて、あとは全部税理士さんにやってもらうとか、いろいろやり方はあります。

 

どこかで聞いた話によると、確定申告直前でも、12~13万円を払えば税理士さんに全部やってもらえるとか。

 

この方法は、ある程度稼いでいる人にとっては、自分で確定申告の準備をするよりもはるかに合理的な選択だとおもいます。

 

確定申告の簡単な方法2:自分で工夫する

確定申告には、白色・青色(簡易簿記)・青色(複式簿記)の3種類の申告方法があります。

 

このうち青色(簡易簿記)と青色(複式簿記)の申告には税金の控除が受けられるメリットがあります。

 

青色(複式簿記)は3つの申告方法のなかでもっとも控除額が大きい反面、税金の知識がないフリーランサーが単独でおこなうにはかなりハードルが高いです。

 

なので、自分で確定申告をする場合は、単式簿記で記帳が認められている、白色もしくは青色(簡易簿記)を選択するようにしましょう。

 

ただし、青色申告をする場合は、確定申告をする前の年の3月15日までに、自治体の税務署に届出書を提出しておく必要があります。

 

なので、届出書の提出が間に合わなければ白色を選択することしかできません。青色(簡易簿記)は白色とおなじ単式簿記(収入と支出だけを記帳するやり方)での記帳なので、とっても簡単です。

 

おなじ青色でも、単式簿記と複式簿記の大変さをくらべたら、天と地ほどちがうといわれているので、自分で確定申告の作業をおこなう場合は、まちがっても青色(複式簿記)を選択しないことです。

 

ただし、青色申告(複式簿記)を選択して申請書を提出しても、直前に青色(簡易簿記)または白色に変更することはできます。

 

余談となりますが、確定申告は控除額がより大きい複式簿記を勧めるめる専門家が多いです。しかし、控除額が大きい複式簿記で記帳しても、トクをするのは実質13万円ぐらいなんですよ。

 

ハッキリいって、『ぜんぜんメリットないじゃん、それ!』って感じです。

 

もちろん、根性がある方は複式簿記を選択すればいいわけですが、個人的には、それだけの恩恵を受けるために死ぬほど苦労するなんて、ちょっと考えられません。

 

確定申告の準備にいっしょうけんめいになるよりも、稼ぐことに意識を向けるべきだとおもうんですよ、起業家は。

 

なお、簡易簿記での記帳は、前々年分の所得が300万円以下の事業者に認められている方法なので、年間の事業所得が300万円を超えたらころから、複式簿記に移行する準備(税理士に依頼するなど)を考えはじめましょう。

 

簿記の知識がなくてもアプリを使えば記帳もカンタン!

いまは便利なスマホアプリがあるので記帳はとってもカンタン。はじめての人も安心です。

 

おすすめのアプリは”うめのん”さんという人が開発した「Taxnote」という記帳アプリ。無料版でも十分に使えます。有名なのですでに使っている人も多いかもしれませんね。

 

このアプリをみつけたときは、ほんとうに目からウロコでしたよ。

 

簡易簿記での記帳なら、Taxnoteがあれば「弥生会計」や「MFクラウド」などの会計ソフトも必要ありません。

 

使い方はシンプルで、簡易簿記なら収入と支出を入力していくだけ。よく使う勘定科目はあらかじめ用意されています。

 

勘定科目がわからない場合は、ネットで検索すればほとんど出てきますし、自分で適当に勘定科目をつくってしまうのもアリです。

 

記帳方法などで分からないことは自治体の税務署に電話して聞くこともできます。

 

アプリの使用で気をつけたいのは、バックアップをしっかりとっておくことぐらいではないでしょうか。もしデータが消えてしまったら、あとで泣くことになるので、エクセルなどに出力して定期的にバックアップをとるようにしましょう。

 

Taxnoteは買い物をしたあとにその場で記帳することができるのでほんとうに便利です。

 

デザインも設計もシンプルで、なんていうんですかね、ミニマリストのツボを押さえているというか、ほんとうに素晴らしいツールだとおもいます。

 

ちなみに、ぼくは収入と支出をまちがえて入力してしまうことがよくあるので、記帳したあとに仕訳帳の画面でプラスとマイナスがまちがってないか念のためチェックするようにしています。

 

領収書の保管について

領収書は経費を証明するために必要なものなので、大切に保管しておいてください。保管方法は、とりあえずはお財布などに、家に帰ったら大きめの封筒に保管しておきましょう。

 

領収書が少ない人は封筒に1年分の領収書をまとめておいてもいいです。領収書が多い人は封筒を月ごとに分けるなど工夫しましょう。

 

領収書は最低7年間は保管するように法律で義務づけられています。

 

なお、フリーランスである程度稼いでいると、一定の確率で税務調査が入るリスクを避けられなくなるので、そのときになってアタフタしないためにも、領収書はしっかり保管しておきましょう。

 

確定申告の時期を迎えたら

確定申告の受付がはじまったら、必要なものをもって初日に税務署に行きましょう。

 

初日に確定申告に行くメリットとしては、もしなにかしらの不備がみつかっても、まだ時間的には十分ゆとりがあるので、あわてなくてすむということがあります。

 

確定申告書をあらかじめ作成していない場合は、当日Taxnoteのデータが入ったスマホをもっていき、あとは係の人の指示に従って書類を作成すれば、最悪なんとかなります。スマホ以外に必要な物は認印ぐらいでしょうか。

 

確定申告書の作成会場でぜんぶ済ませるのもアリですが、収支内訳書のフォーマットぐらいは自宅で印刷して記入しておくと、当日の作業がスムーズになるかと。

 

ただし、確定申告書を当日会場で作成する場合は、会場の混み具合によっては、けっこうな時間を要します。

 

確定申告の受付期間も終盤になると、ディズニーランドのスプラッシュマウンテン並みの混み具合となるので注意してください。いずれにしても、確定申告書の提出は早めが肝心です。

 

単独での確定申告を万全にするために

確定申告は簡単にできるといっても、やっぱり一人じゃ不安という人も多いのではないでしょうか。

 

そういう場合は、お金を払って、いつでもプロに相談できる体制をつくっておくといいです。

 

ぼくも最初の年は2万円、その次の年は更新料として1万円を払って、分からないことは税理士さんに何でも相談していました。

 

ぼくがいちばん質問したのは、『コレ、経費になりますかね?』って質問です。

 

経費ってほんとうにケースバイケースで、どれが経費になるかも一概にはいえないので判断に迷うことがあります。そんなときに税理士さんに相談できるのは心強いものです。

 

こういうサービスはネットで検索すれば出てくるので、興味がある人は検索してみてください。

 

おわりに

ここでは、確定申告の簡単な方法を紹介しましたが、いかがでしたか?

 

確定申告で苦労されている方がこれを読んで、『おっ?なんとかなりそうだぞ!』とおもっていただければ幸いです。

 

ぼくの場合はひとりで手探りしながらなんとか最初の申告を済ませたので、ほんとうに大変でした。

 

でも、いろいろ簡単な方法を調べているうちに節税の知識などもかなりインプットすることができましたので、結果的には苦労も無駄にはなりませんでしたけど。

 

そのお話は、またこんど。

 

この記事は税金の専門家ではない個人が体験をもとに書いています。誤りを見つけられた方はご指摘いただければ幸いです。