速読はビジネス書を効率よく読むために必須のスキル

 

速読はビジネス書を効率よく読むために必須のスキルです。でも、なかなかコツをつかめない人も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、速読が苦手な人に向けて、ビジネス書を速読するコツや、ぼくが実践している具体的な速読テクニックなどを紹介したいとおもいます。

 

ビジネス書を読む時間を短縮できない、あるいはビジネス書を読む時間さえないと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

 

速読とビジネス書は相性がいい!

速読とビジネス書って、じつはすごく相性がいいんです。

 

なぜなら、ビジネス書は小説なんかにくらべて文字数は少ないし、文字も比較的大きい本が多いから。

 

それに、見出しが丁寧に細かくつけられていて、本文を読む前からある程度内容の予測ができてしまうことも大きいですね。

 

内容が似ている本や、すでに知られているノウハウを別の角度から説明しているような本も少なくないので、こういう結論になるんじゃないかなと、先読みしやすいんです。

 

ビジネス書を読むのに時間をかけてはいけない

ビジネス書は時間をかけて読むものではありません。趣味の本ならいくら時間をかけて読んでももいいかもしれませんが、ビジネスは時間との勝負です。

 

タイム感をもってインプットして、すぐにアウトプットまでもっていかなくてはいけません。そのサイクルは早ければ早いほどいい。

 

Webの世界でもそうですが、早く取り組んでいる人が圧倒的な先行者利益を享受できるのです。

 

ちなみに、ぼくが1冊のビジネス書を読むのにかける時間は、たいてい20~30分といったところ。

 

どんなに難しい内容の本や文字数が多い本でも、基本的に1時間以上かけて読むことはしません。

 

人生は有限であり、ぼくたちが1日24時間のなかでビジネスのインプットにかけられる時間はごくわずかです。

 

ビジネス書を読むときは、そのことを思い出してください。

 

速読の基本(ビジネス書の場合)

簡単ないくつかの方法を知っているだけで、ビジネス書を読む時間は大幅に短縮することができます。

 

下記に、ビジネス書を速く読むうえで大切なポイントを2つあげておきますので、参考にしてください。

 

ポイント1:1冊の本を読む時間をあらかじめ決めておく

まず、ビジネス書を読む前に、その本をどれくらいの時間をかけて読むか、だいたいの目安を決めます。

 

普段、本を読むのが遅い人は、いつもよりも短めの時間で読むことを心がけてください。本を読むのが早い人は、さらに早く読めるように努力していきましょう。

 

最終的には、どんな本でも1時間以内に読めるようになるといいかなとおもいます。

 

本を読む時間を最初に決めておくだけで、速読に大きなレバレッジがかかるということを実感してください。

 

ポイント2:本を全部を読まない

マジメな人ほど、本は最初から最後まで、しっかり読んでいるとおもいます。

 

ただ、ぼくの経験上、最初から最後までしっかり読む価値のあるビジネス書というのは、ほぼありません。

 

ビジネス書のなかには、最初だけ重要なことが書いてあって、中盤以降は文字数を稼ぐためだけの薄い内容になっていることも往々にしてあります。

 

また、ビジネス書を読むときは、今の自分にとって重要な部分だけを読むというのも大切なことだとおもいます。

 

いつか、そのうち必要になるという情報は、今の自分には必要ないし、必要性がない以上、読んでもあまり印象に残ることはありません。

 

こういう割り切り方も、ビジネス書を読むうえでは必要です。

 

ぼくがビジネス書を読む理由は、たった一つの言葉に出会うため。たった数行のフレーズを記憶に残すためといってもいいとおもいます。

 

だから、自分に関係のないページはかるく読み流すか、まったく無視するかのどちらかです。

 

見出しだけをみて、内容は詳しく読まない場合も多々あります。

 

ポイント3:予測を立てながら読む

先にも書きましたが、ビジネス書の内容は予測が立てやすいので、この性質を利用しない手はありません。

 

ぼくの場合、難しい内容の本や、事例が多く紹介されている海外のビジネス書などは、結論だけ先に読んで、もし詳しい内容が気になるようであれば、前に戻って重要な点をかいつまんでいくようにしています。

 

ビジネス書は重要なポイントを太字にしてくれていることが多いので、こういう読み方がしやすいですね。

 

ビジネス書を速読する具体的なテクニック

ここまで書いてきたことを踏まえて、ぼくが実践しているビジネス書の速読法を具体的に紹介していきたいとおもいます。

 

手順1:本のボリューム感をはかる

まず、ビジネス書を読む時間を決める作業をします。具体的には、表紙のタイトルといちばん最後の筆者のプロフィールをみて、本の内容を推測します。

 

次に、本をパラパラ漫画の速度で、最初から最後までパラパラとめくっていきます。

 

図書館の職員さんが、本の間になにか挟まっていないかチェックするときに、パラパラめくっていくじゃないですか、アレをやるんですよ。

 

最初から最後までめくったら、今度は最後のページから最初のページに向かってパラパラとめくっていきます。そうしたら今度は、本を逆さまにして、おなじようにします。

 

こうして最初に文字の大きさや余白などを頭にインプットしておくと、本のだいたいのボリューム感がわかります。

 

ぼくは、これを1分ぐらいかけてジックリやります。本のボリュームが大きければ大きいほど、しっかりやったほうがいいです。

 

本のボリューム感がわかると、本を読むハードルは一気に下がりますし、どれくらいのペースで全体を読んでいけばいいのかがわかって読みやすくなります。

 

だれかがそばで見ていれば、『アレッ?この人なにやってんだろう??』って感じに見えるかもしれませんが、あなどるなかれ!速読効果は絶大であることを保証します。

 

手順2:文字を読まずにページを読む

次に読み方ですが、読むべき箇所が見つかっても、最初は文字を読むことはせずに、ページ全体をスキャンするような感じで、大きく内容を把握していきます。

 

それで、読む価値がありそうならば、斜め読みします。上から下へ、下から上へ、大きくジグザグと目を動かして読み進めます。

 

この動作はとても説明しずらい部分なのですが、読んでいるというより、ポイントとなる言葉をひろって、内容を把握しているという感覚です。

 

そして、重要なキーワードとなる言葉や、「だが」「しかし」などの逆接の接続詞が出てきたら、そこに注目して、さらに細かく内容を拾っていきます。

 

慣れれば簡単です。

 

おわりに

ここでは、ビジネス書を速読するコツと、ぼくが実践している速読の具体的なテクニックを紹介しました。

 

ぼくたちを取り囲むビジネス環境は日々めまぐるしく変化しています。

 

Webの世界のことをいえば、1年前のやり方がもう通用しないという、すさまじいスピードで変化している状況です。

 

だからこそぼくは、たくさんのビジネス書をスピード感をもって読み、インプットとアウトプットの効率を上げていくことが重要であるとおもっています。

 

インプットのプロセスは、いわば厳しい時代をサバイブしていくための知的武装のプロセス。ぼくの中では、ジャングルのなかで自分が死なないために、戦術を学んでいるような感覚があります。

 

たくさんの戦術を自分の中に効率よくインプットしていかなければ、自分が高い確率で危機に陥ることを前もって予知しているのです。

 

ぼくがビジネス書を速読できるのは、意外かもしれませんが、そういう危機感があるからかもしれません。

 

まだ速読をマスターできていない人は、ぼくのように危機感を覚えながらトライしてみるといいとおもいますよ。

 

ぜひ、やってみてください。