スーパーボランティア尾畠さんの健康法は?

スーパーボランティアの象徴、オレンジのタオル

御年78歳のスーパーボランティア、尾畠春夫さんがメディアをにぎわせている。

聞けば、28歳から65歳まで、40年間つづけてきた魚屋さんをリタイアしてからは全国の被災地をボランティアでかけまわっているという。

そんな尾畠さんは40歳で登山をはじめ、魚屋さんを引退した翌年の66歳のときには東日本大震災の復興を願って徒歩での本州一周を敢行している。

もうすぐ79歳になるとは思えない元気と行動力はいったいどこからやってくるのだろうか。尾畠さんの健康法をさぐってみた。

尾畠さんの健康へのこだわりは食から

『美味しいものは食べたいとは思わない。健康にいいものを食べたい』と話す尾畠さん。高齢になっても健康で元気な人は食にもこだわりがあるものだ。尾畠さんもまた例外ではないだろう。

尾畠さんは『穴のあいていない野菜は食べない(農薬を使って育てられた野菜は食べない)』ともおしゃっていた。

いまスーパーで売られている野菜はきれいに姿かたちが整えられ、虫が食っているものなどはひとつも見当たらない。尾畠さんがいうには『虫は自分の命を守るために農薬のかかった野菜は食べない』そうだ。

一方、われわれ人間のほうはといえば、わたしも含め、ほとんどの人が農薬がたっぷりとかかった「きれいな野菜」をありがたく頂戴している。それが自分たちの健康にどのように影響しているかもあまり考えることなく。

尾畠さんの健康管理はストイック

『健康に勝るものはないと思っているから常に自分を厳しく鍛えてるんです』

そうかたる尾畠さんは、ボランティアをつづけるために毎日8キロのランニングを日課としているという。8キロといえば、若い男性が走ってもかなりきついと感じる距離だ。

尾畠さんは登山が趣味だというから、もともと足腰はそうとう鍛錬されているのだろうけれど、それでも毎日8キロのランニングとは驚きとしか言いようがない。

この話を聞き、じぶんも健康のために厳しいトレーニングをはじめようと決心されるご年配の方もおられるかもしれないので、いちおう付け加えておくが、ふだん運動していない人が急に激しい運動をはじめると健康を害すことがある。

高齢の方はもとより、中年の方も激しい運動が原因で死にいたることもあるので注意されたい。しかし無理のない程度の軽めの運動を生活のなかに取りいれることは、心身を健康に保つためにいいと考えられているのでおすすめだ。

ところで、尾畠さんの健康の源についてだが、ご本人はお母さまからの贈り物とも考えておられるようだ。

メディから健康の秘訣について聞かれると、『うちの死んだ母ちゃんのおっぱい、いっぱい飲んだからね』と亡くなったお母さまへの感謝をさわやかな笑顔で話す尾畠さん。今日も日本のどこかでボランティアに奔走しているのだろうか。

尾畠さんの健康法にはまだまだ注目が集まりそうだ。